お正月に欠かせない一品、黒豆。大粒でふっくら丹波の黒豆、小粒でも美味しい北海道の黒豆。煮豆は時間がかかるので面倒…かもしれませんが比較的簡単に美味しく作れます。ふっくら仕上げるコツは途中で冷たい空気に触れさせて温度を下げないこと。黒豆は大豆の一種の黒大豆で栄養素も豊富です。ぜひお試しください。

 

 

＜　材　料　＞

黒豆　　　300ｇ
水 　　　　1.8Ｌ
砂糖　　　 250ｇ
しょうゆ　30ml
塩 　　　　小さじ1/2

 

＜　作り方　＞

① 黒豆をさっと水洗いする（ほこりとり）

 

② 鍋に水を入れ、沸騰したら調味料（砂糖、しょうゆ、塩）をいれて火を止め、①の黒豆をいれて蓋をして５時間程おく

 

③ ②の鍋を中火にかけ、沸騰直前に火を弱くして泡をとり、さし水を1/2カップ位、もう一度煮立てて沸騰直前に火を弱くして泡をとり、同量のさし水をする。（さし水1/2カップは泡をとる時に減った分量を足す目安）

 

④ 豆の上にアルミホイルをのせ、その上に落し蓋、鍋の蓋をして弱火で吹きこぼれないように4～5時間ことことと煮る。途中で何回も蓋を開けないこと！

 

⑤ 煮あがったら、煮汁が黒豆によく含むように鍋のまま涼しいところで一昼夜おいて出来上がり。密封容器に移して冷蔵庫へ。

 

鍋の中が気になる時は・・

　水分がなくなっていないか、煮え具合はどうか気になるのでずっとを蓋を閉めたままというのはなかなか難しいですが、蓋が踊って水分が外に飛び散らない程度の弱火なら水分がなくなることはほとんどありません。
　まず2時間（できれば３時間）じっとがまん。その後、鍋の中の温度を下げないようにふたを少し開け豆が煮汁にしっかり浸かっているかどうかを確かめてください。
　３時間以上たっていたら、ささっと豆を一粒二粒取り出して煮え具合を確かめ、お好みの柔らかさになるまで調理時間を調節してください。
　ここまでくれば少々皴っぽくなってしまっても豆が煮汁にしっかり浸かるようにして時間をおけばだいぶ元に戻ります。

 

冷凍保存できます！

　たくさん作ったとき、長く置きたいときは冷凍保存を。
1回に食卓へ出す分量を煮汁ごと、または、黒豆と煮汁を別々の冷凍用の袋に入れて冷凍庫へ。
別々の袋に入れて保存したものは、黒豆だけサラダのトッピングやケーキなどに使うこともできます。