働きバチの一生
「全てを牛耳る」働きバチの短くも働きづめの生涯
みつばちの働きバチって、メスというお話は以前しました。
そして、雄バチはぐーたらで働かない…
どこの世界でも、よく働くのは女性ですね!
その働きバチですが、生まれてから、どんな仕事をしているのでしょう。
一般的には、花蜜を採取する為に飛び回っている様に思われますが、生まれてから死ぬまでの短い間に様々な役割を果たしています。
冬の活動が少ない時でも半年くらい、活動期は1~2か月と短い蜂生(人生じゃないですねw)
まず、女王蜂がタマゴ産みます。4日後には幼虫となります。この時、働きバチから「花粉」を与えられます。
10日ほどでさなぎとなり、セルには蜜ろうで蓋がされて成虫になる時を待ちます。
さなぎからの孵化は2週間ほど(産卵から3週間くらい)。生まれたばかりの働きバチは、まず自分の生まれたセルを綺麗に掃除して、次の卵の為の場所をあけます。最初のお仕事が完了したら、その後20日間は巣の中で幼虫に餌を与え、体内で生成される蜜ろうを使って巣の補修や造営に精を出します。また、身体が成長すると守衛の様に巣を外敵から守る仕事もする様になります。この時期の働きバチは花蜜を集める第一線営業マンを支える内勤事務とでもいうのでしょうかw
成虫の食事は、はちみつと花粉です。どちらが主食かは分かりませんが、はちみつはエネルギー、花粉はビタミン・ミネラル等を吸収するための副菜なのでしょうか?
生後4週間を超え十分な体力がつくと、外に蜜と花粉を取りに働きに出掛けます。内勤から外回りに!いよいよ忙しい時を迎えます。働きバチの行動範囲は2㎞くらい。生涯でスプーン一杯のはちみつを集めるのが仕事になります。
まだまだ、働きバチの重要な仕事があります。それは女王蜂と雄蜂への給餌です。「ぐーたら雄蜂」は自分で餌も取りに行かずに「上げ膳据え膳」。子孫を残すために雄蜂を育てます。そして、仕事ができなかった雄蜂を最後に巣から追い出すのも働きバチの仕事。
巣の造営と管理、女王蜂・雄蜂・幼虫の管理・育成、守衛、採蜜等々、みつばちの生態をコントロールしているのは、間違いなく働きバチです。
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