4年ぶりのパース。そして生産者訪問①【Sawyer養蜂所】
4年ぶりの西オーストラリアハニー生産地へ
2020年3月突然のコロナウィルス流行と大手ホテルの仕入れキャンセル…もう3年の月日が流れました。
その前年2019年4月に妻の誕生日月にパースを訪れたのが4年も前の事です。
そして今年、ようやくパースを再訪しました(^^)v
懐かしい友人たちに会うのも久しぶり。やはり生産者と顔を合わせないと、美味しいものは分けてもらえないですよね。
コロナ直前に日本の航空会社がパース直行便を就航しましたが、現在は運休中(運行中でも、少々高いし成田発なので…乗らないかも)なので、航路はお決まりの羽田~シンガポール~パース。羽田空港は近いのでありがたいです。シンガポール航空でシンガポールまで6時間半、3時間待ちでパースまで4時間。「乗り換えが…」と言う人もいるけど、10時間以上飛行機に缶詰めになるより肉体的には楽かも。しかも朝からワイン飲んで爆睡(^^)v
朝9時10分のシンガポール行きに搭乗して、同日23時半(定刻より少し早かった)にパースに到着。全工程で16時間(時差が僅か1時間あります)。そのまま市内のホテルに直行しまた爆睡(笑)
翌朝、ホテル近所の予約してあるレンタカーショップに。オーストラリアは日本と同じ右ハンドルなので、運転は楽です。初日は慣らし運転を兼ねて養蜂家Sawyer家を訪問する事に。パースより30号線を南東に向かう事40分程度です。とは言っても、距離的には50㎞くらいあります。オーストラリアはFreewayですので、街を抜けると基本制限速度110㎞。南東部はパース市街を抜けると国立公園の森が延々と続きます。
ジャラの森JaradaleそばでFreewayを離れて、Sawyer家のある森へと向かいます。
実は、この辺で車のNAVIは案内終了(^^;
この辺かなぁと4年前の記憶に頼りながら未舗装の道を森の中へ。
見慣れた家が見えてきました。(個人情報の為、家の写真は撮っていません)
オーストラリアの家は、ほぼ100%平屋。やっぱり、土地の大きさがモノを言うなぁ。
Sawyer家も平屋の母屋とはちみつ工場の二棟。工場は現在パースの南80㎞くらいのBenの自宅近くに新設中で引っ越し準備とか。季節は冬で採蜜もないため、工場も殆どの機器を移してしまったそうです。
母屋で紅茶とクッキーをごちそうになりながら4年ぶりの再会にあれこれと2時間近くお話し。3代目Benも40歳。Benの両親Rob夫婦もBenの近くに引っ越すので奥様も楽しみだと喜んでいました。
「ほとんど引っ越したので、今ここにあるのはWandooとCream Honeyだけなんだ」と工場を案内してくれながら、「Wandoo持って帰りなよ」と言ってハニータンクからササっと4個抽出してくれましたヽ(^o^)丿
それにCream Honeyも。
その後、雑談で「Beepollen(花粉玉)=ビーポレンを扱おうかなと思っているんだ」と話すと、「あるよ」と言ってRedgum(マリー)の綺麗なビーポレンをくれました。
「ビーポーレンが花粉症に効くと言われてね」に「こっちでも、栄養価が高く花粉症対策で需要が増えているよ」と言う事らしい。特にマリーの花粉は栄養価が他の花粉よりも多いんだとか…(これについては、西豪州農業部が報告書を出しているそうで、現在農業部にコンタクト中です)。
今回は、雨が多く足元が悪いので蜂の巣を設置する森には行けなかったけど、次回は一緒に行こうと約束をして、Sawyer家を後にしました。いつも笑顔のRobも来年は70歳。いつまでも元気で頑張ってもらいたいです。と、3人で記念写真(^^)v