健康維持は永遠のテーマ

 

　相変わらずの店主言いたい放題です。先にご容赦ください(*^^)v

　世の中健康ブームです。テレビ通販を観ていても「抗酸化物質」「ポリフェノール」等々が目白押し。

不老不死、若返りは歴史の中でも、秦の始皇帝が不老不死の薬を求めたことは有名ですし、かのクレオパトラも美貌を維持する為にあれこれサプリメントなるものを愛用していたとか。とにかく、人類永遠の欲望なのでしょうか？勿論、健康年齢を長く維持する様に努力する事は身内に迷惑を掛けないと言う意味でも、人生を楽しむ上でも大切ですね。

 

 

エクストラバージンオリーブオイル～早摘みについて

 

　健康ブームにのって、たくさんのエクストラバージンオリーブオイルが市場に出ています。熱にも強く酸化しにくいオメガ9であるオレイン酸。そして抗酸化作用としてのポリフェノール。特にポリフェノールという成分はあらゆるところで耳にするようになりました。

　エクストラバージンオリーブオイルにおけるポリフェノール成分は、若い実ほど沢山含んでいると言われています。その為、最近では「早摘み」「一番搾り」などといった青々とした商品を沢山みかけるようになりました。エクストラバージンオリーブオイルは、一番搾りしかないので、「一番搾り」と言う宣伝文句には店主としては「うーむ、納得いかないなぁ」と思う事もしばしば。

　今回は「早摘み」について「独り言」をつぶやいてみたいなと。

　私も色々な展示会などで「早摘み」エクストラバージンオリーブオイルを試食したことがあります。早摘みですから実が若いうちに摘み取り、青々としてポリフェノールの象徴である「苦み」「辛み」が口の中一杯に広がります。1本100gくらいで5,000円を超えるようなものもあります。

あくまでも推測の域ではあるのですが、エクストラバージンオリーブオイルの個性を究極的に求めてオリーブオイル作っているうちに行きつく領域なのかなぁと。エクストラバージンオリーブオイルとして鮮度も感じるし個性も感じるのですが…「これをどうしよう」と考えてしまいます。サラダのドレッシング？パンに付けて？どちらもオリーブオイルの味が勝っちゃうだろうなぁと感じる事が多いです。勿論、一種のサプリメントとして「毎朝スプーン一杯のオリーブオイルで健康維持」を目的にされていらっしゃる方もおりますので、それはそれでありですね。

 

　オリーブオイルは、食材を活かす調味料であると基本的に考えています。食材の味を損なわない。食材の味を引き立たせる。料理をする人が意図する味を引き出せる。

そういう意味では、ブレンダーが新鮮なエクストラバージンオイルの美味しさを引き出して、「爽やかな青み」の香りと少し後味に残る「辛み」に「苦み」を表現するのが好きです。

かなめは、毎日おいしさを感じる事。飽きない事。健康の為に食するのではなく、美味しさの先に体に良い事に繋がるのが本来の「あるべき姿」なのではないかなぁと考えています。

　あくまでも店主の「言いたい放題」なわけですので、色々なエクストラバージンオリーブオイルを試してみて、自分の好みの味を探すのも楽しみになるかもしれません。

 

店主