株式会社クラヤ 株式会社クラヤ Olive Oil & Honey

蜂球~貴重なはちみつを守るため

蜂球~スーパーミツバチはスズメバチに負けない

ハチの巣1

 

 「蜂球」って聞きなれないですよね。(ごめんなさい、写真が無いんです)
今年はギリシャが熱波に襲われ、残念ながらタイムハニーは採れませんでした。
養蜂家の友人は、はちみつが採れなかった残念な気持ちもありますが、それ以上に熱波中のミツバチ・ケアが忙しいようです。水分の補給だけではなく、ダニが発生しない様に巣を綺麗にするとか、Yellow Wasps(日本で言うところのスズメバチ)からミツバチを守るとか。
 日本でも攻撃的と知られているスズメバチは、ミツバチの巣を襲います。体の大きさも顎の大きさも違いますから、ミツバチは一撃でやられてしまいます。従って、ミツバチの巣はスズメバチが入れないような小さな入り口にするのですが…
 ご存じの通りミツバチの針は、一度刺したら針が抜けて蜂は死んでしまいます。ですから、ミツバチが攻撃するのは命がけです。
 スズメバチは、体からフェロモンを出して仲間を呼び寄せます。大群が来てしまってからではミツバチも対応できないので、最初の一匹が来た時から臨戦態勢で対抗します。
 そこで出てくる必殺技が「蜂球」です。蜂球は、分蜂の時にも作られますが、スズメバチ攻撃でも使われます。
 数百匹のミツバチが一団となりスズメバチを取り囲みます。羽を動かして、蜂球内部温度を上昇させます。蜂球内部温度は45度以上になり、5~10分でスズメバチは臨終してしまいます。科学的にいうと、スズメバチの耐熱温度は45~47度くらいで、ミツバチは50度を超えたあたりまで耐久するらしい。ミツバチは長い経験の中から天敵スズメバチの弱点を知り、対抗策を考えたのでしょう。しかし…どうやってだろう。
 ミツバチの社会は、生まれた時から役割分担が決まっています。その中でも働き蜂は女王蜂、雄蜂の世話から蜜の採取、更に天敵から巣を守る兵隊の役割までこなすスーパーミツバチです。そんなミツバチが懸命に採取した蜜が美味しいのは当然ですね。
 温度と言えば、はちみつも温度に繊細な食べ物です。巣脾は通常35~38度に管理されています。45度を超えてしまうと、はちみつの栄養素は破壊され始めます。従って、赤道直下を通るような船ではちみつを輸送してはいけません。クラヤは、天然のはちみつを大切に空輸で運んできます。

西オーストラリア・ギリシャ から「おいしい」を直送|株式会社クラヤ

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「あなたの世界を彩る一品を」をコンセプトに、西オーストラリア・ギリシャから「おいしい」を直送しております。コールドプレス製法で作られるエクストラバージンオリーブオイルや希少はちみつと言われるジャラハニーをはじめ、世界40か国を訪れた店主が、実際に目で見て、心で感じた大自然の豊かな恵みを是非お楽しみください。

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