健康法～エクストラバージンオリーブオイルでちょっとだけ

　糖質制限、脂質の低減、食物繊維の摂取、炭水化物ダイエット等々、食生活に関わる健康法は相当な数がネットやメディアで毎日紹介されています。人生100年時代と言われて、健康で美味しいものを食べながら長生きしたいと言うのは誰しもが持つ願望なのでしょう。

　かく言う私も、好きなワインを飲み、週末のテニスが長く続けられるように食生活にはそれなりの注意を払うようになってきています。取捨選択の中で、我慢できるもの出来ないものを考えて、BestではなくともBetterな選択をしていきたいと考えるこの頃です。
私の中で我慢できるものはビール。確かにあつい夏、帰宅した後の一杯は乾いた喉を潤し、喉越しのヒリヒリ感は癖になるかもしれません。しかし、飲みすぎると胃の膨張感で食事の楽しみが少し減るし、健康上尿酸値も気になるし…。と言う訳で、ビールはやめて、グラス一杯の水に切り替え。水の清涼感は、ビールに劣らないと思います。美味しくワインを頂く以前に、そして空腹にいきなりアルコールが届かない様に。

　食事にあたっては、まず大盛りのキャベツ。スーパーの千切りキャベツでもキャベツのぶつ切りでも。小鉢に山盛りにしたキャベツにエクストラバージンオリーブオイルをジンギリカスクから。そこに一つまみの塩か塩昆布（ぶつ切りキャベツには合います）。メインに移る前に繊維質を摂取。フレッシュなオリーブ果汁の香りが「悪玉コレステロールと戦うぞ」と応援してくれそうです。

そこにアクセントでスーパーフード「豆」。豆はひよこ豆や金時豆など茹でて冷凍しておくだけ。凍ったまま載せれば、食べる時に丁度良い具合に解凍されています。

　そして、メインディッシュ。揚げ物、炒め物、焼き物。ご存じの通りエクストラバージンオリーブオイルの主成分であるオメガ9であるオレイン酸は過熱に強く酸化しにくいです。お芋のフライからステーキ、トンカツまでフレッシュなジンギリ オリーブオイルを使います。ステーキは焼く前にオリーブオイルで表面をコーティングして焼けば、肉の脂肪が溶けだしてうま味を逃がしてしまう事もありません。揚げ物は油切れも良く、美味しく頂けると言う訳です。揚げ物で使用したオリーブオイルは小瓶に保管し、次回炒め物で使用できるくらい質も劣化していません。

　全てのものを節制する事はかえってストレスも増加するのではないかと私個人は思います。毎日楽しみの食生活です。エクストラバージンオリーブオイルで少しだけ工夫してみてはいかがでしょうか。