ギリシャ アンドロス島
アンドロス島は、ギリシャ首都アテネ中心部から直線で100㎞、本土東海岸にある港Rafina(ラフィーナ)からGivrio(ギヴリオ)港までフェリーで約2時間。アンドロスは、そんな地中海に位置する島です。その南にはティノス島、更に南に行くと有名な観光地ミコノス島があります。
紀元前はペルシア帝国の支配下、13世紀はヴェネチアの、16世紀にはオスマン帝国の支配下にありましたが、19世紀のギリシャ独立とともに現在のギリシャの島として存在しています。
ギヴリオ港から更に南に20㎞下るとKorthi(コルシ)の町に着きます。島全体で人口一万人ですから、コルシアで行くと閑散としています。また、コルシの町から南側は荒涼とした山が続きます。
Vassilisのはちみつ
クラヤが直輸入するギリシャのはちみつは、アンドロス島でVassilis Xiropaidis(ヴァッシリス・シロパイディス)が作っています。
アンドロスはキクラデス諸島では2番目に大きな長さ40㎞もある島(面積では会津若松市と同じくらい)ですが、人口は僅か1万人。青い海と空との自然の中でゆっくりと時間が過ぎていく場所です。
ヴァッシリスは、元々ギリシャの主たる産業である海運業で無線通信士、電気技術者として働いていました。クラヤの店主とは1990年代前半に出会い、その後同僚となり、50歳を過ぎた頃から、生まれ故郷のアンドロス島で養蜂業をはじめました。技術者という経験から、非常に緻密な計画と管理を実施し、良質なはちみつを採取しています。
彼の作るタイムとエリカのはちみつは、美しく薫り高いハーブはちみつです。